成形前に生地を均等に分けることが焼き上げのコツです。
こね上がったときの生地が最適温度になるように、室温や粉の温度に応じて水の温度を調節しましょう。
こね上げ最適温度の目安
バターロール、食パン | 27~28℃ |
フランスパン | 24℃ |
高すぎるとき:ボウルを二重にし、下のボウルに水を入れて生地を冷やす。
低すぎるとき:ぬるま湯で湯せんにして生地をあたためる。
発酵設定温度の目安
30℃ | フランスパン、食パンの1次発酵など |
35℃ | バターロールの1次発酵など |
40℃ | バターロール、食パンの2次発酵、ピザ生地の発酵など |
45℃ | 温度が上がりにくいとき |
(設定できる温度は、機種によって異なります。)
・時間について
生地のこね上げ温度が低い場合は長く、高い場合は短くなります。
レシピの時間を目安にし、発酵具合に合わせて加減してください。
1次発酵後、指に粉を付けて生地に穴をあけ、発酵具合を確かめます。
発酵不足 (固く、重いパンになる) |
発酵良好 (完了) |
発酵しすぎ (パサついたパンになる) |
生地のふくらみが小さく、指穴がすぐに戻る。 →1次発酵の時間を追加 |
生地が2~2.5倍にふくらみ、指穴がそのまま残る。 | 指穴の周囲にしわができ、生地が沈む。 |
・室温や生地のこね上げ温度が高いと、発酵しすぎる場合があります。
発酵時間を短くして調節しましょう。
・失敗した生地は、ピザ生地や揚げパンに利用しましょう。
濃くしたいときは<強>に、薄くしたいときは<弱>に合わせてください。